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適当に音楽とエンタメを楽しんでます。

【有村竜太朗】個人作品集1996-2013『デも/demo』を聴いた考察のような感想

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メジャーデビューをしてもうすぐ20周年目に突入するPlastic Tree

そのバンドのボーカリスト、有村竜太朗さんがこのタイミングで個人活動を始めると知った時、そこはかとない熱のある意気込みを感じてた。

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静かな幕開けのあと、轟音ギターのシューゲイザー的サウンドに揺られ、どこまでもふわふわと漂う流れに身を委ねていたら不思議なところへ到着。

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プラとしての有村さんが音楽という芝居を演じている。

そこにいるのになぜか実態のない幻のように透けて重なっては消える。

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望んでた世界が遠く離れ、約束をした場所も消えかけていく。

指切りを契っても「すぐ側にはいない」と気づいた。

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―――反転。

ぼんやりと声が聴こえてくる、まるで呼び掛けるように。

その声に誘わるがまま向こう側へと踏み込む。

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いつかの魔似事をして歌を歌ってみても結局曖昧なまま。

「♪~絡まって 絡まって 僕ら まだ 切れないように

そう願っていたらだんだんと繋がっていく、あちら側とこちら側のこゝろ

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花も枯れるほどに時間が過ぎ、そろそろ立ち去る時が来た。

進んでみた先には「記憶」だけが残ったもう一人の自分自身の姿と、プラの有村さんとは似て非なる存在の姿が。

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ベッドの上で夢現に揺れながら誰かと会話をしている。

これから会いに行こうとしてるみたいだけど相手はわからない。

それでも「寄り添いたい」と思う気持ちは日に日に増してるようで、いつの日か、対面できる時は来るのだろうか…。

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といったところで、MVを視聴しながらの私的な考察系感想は終了。

 

人それぞれ解釈はあって然るべきだけど今作はなんとなく、楽曲未満になっていた曲たちの想いを綴った作品になってると感じました。

ただ最後の"恋ト幻/rentogen"だけは視点が制作者自身っぽいかなと。

 

あと作品のタイトルになってる『デも/demo』は長年置いたままにしてしまったことへの言い訳とも取れる「でも」と、デモテープの「デモ」を掛けた言葉遊びになってそうで、他にも面白いのが、MVであるはずの音がCDではなかったり、逆にMVにはなかった音もCDでは追加されたりしてて、そこもいろいろ考えられそう。

 

例によって文学的な表現は多いものの、インタビューなどでもよく語ってた「どうにしかしてあげたい話」を聞いてると、言葉の節々に薄っすらとみえてくるモノがある気がするから、もし他の方が考察した記事があれば是非とも読み漁ってみたい。

 

 

そういえば、レアとされる赤ペンによる直筆タイトルを幸運にも引けた('ω')

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来年には個人活動のライブも予定されてたり、拠点となる本バンドの春ツアー「念力発生」も開催されるからどっちも楽しみにしてます。が、その前に、年末公演の『ゆくプラくるプラ』にもまた足を運んでみたい。

 

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