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映画『疾風ロンド』(ネタバレなし感想)

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(公開日:2016年11月26日)

■公式サイト:映画『疾風ロンド』公式サイト
■公式Twitter公開中!映画『疾風ロンド』公式 (@shippurondMOVIE) | Twitter

 

 

一年に一度の映画の日(12/1)に、特に観たい作品もなく立ち寄った先の映画館でずらりと並んだポスターを眺めてたら、阿部寛さんのインパクトありすぎるあの表情になぜか釘付けとなり、そのまま鑑賞してきました。

なので珍しく予告編などの前情報は一切頭になく、また、東野圭吾さん原作の小説も未読の状態で、唯一わかることは「笑撃サスペンス!」という触れ込みだけ。

個人的に、コミカルな阿部寛さんを見るのは確か『TRICK』シリーズ以来で、この映画もそれと同じようにコメディ半分・シリアス半分のどっち付かずなゆる~い構成だったから、懐かしみつつも程よい緊迫感を保って楽しく観れたかなと。

 

まぁこの手の作品はポスターの第一印象からも伝わって来るように、得てして大真面目に観たらダメだってことはすでに心得てるので、「ツッコミどころ=笑いどころ」にすべて変換しながら気楽に観てると何もかも面白く感じる不思議。

阿部さんもインタビューで「笑わせようとしてないのに笑えてくる、そういうものが最高だと思っていて。シチュエーションだけで笑えるとか(引用:【インタビュー】NEW MOVIEのあの人。阿部寛、映画『疾風ロンド』 | ページ 2 / 2 | Qetic | 時代に口髭を生やすニュースメディア”けてぃっく”と話してるように、今回の作品はどちらかと言えば、顔がほころんでクスッとなるぐらいの笑いが散りばめられた印象。

 

 

今作のロケ地は世界的に有名な、野沢温泉スキー場が主な舞台地だったということもあって、ウィンタースポーツが好きな人にはたまらない映像もチラホラ。

中でも迫力満点のツリーランやスノーチェイスシーンは昔、任天堂から発売してたゲーム『1080° シルバーストーム』を話題のVR版でプレイしてるような、そんな臨場感がスクリーンいっぱいに広がってたもんだから、劇場で観に行ってほんっとに良かった!!と、独りでハイテンションになりながら感動してたほど。

 

そんな感動したシーンでワダハルオ役のムロツヨシさんと共に滑走バトルを繰り広げてた、瀬利千晶役の元AKB48大島優子さんは9歳の頃からスノーボードを始めてる経験者ということで、本人自らが滑ってると思われるライディングシーンはさすが。

演技面もごくごく自然で、根津昇平役の大倉忠義関ジャニ∞)さんとの掛け合いも良かったし、大倉さんもパトロール隊の一員として「人助けをしたい!!」という熱意や意欲が伝わって来るアツさに心打たれた。

どうやらこの二人の後日談は書き下ろし小説『雪煙チェイス』()で描かれてるもよう。

 

 

全体的にとにかく見所がたくさんあり、何に注目するかによって面白さが多少なりとも変わってきそうなんだけど、栗林和幸役の阿部さんが研究員としてあくせく奮闘する疾風感0のさえない一面と、父親としてのちょっぴりカッコいい一面の演技を巧みに使い分けて魅せるギャップはなんだかジーンと来た。

 

そして息子(秀人)役の濱田龍臣くんもあの年代特有の"素直になれなくて冷たくあしらってしまうんだけど実は心のどこかで想ってる"という、あの絶妙な距離感だったり接する態度を見事に表現してて微笑ましくてしょうがない。

ってか、随分と見ない間に背が高くなってビックリした(*_*)

http://www.cinemacafe.net/imgs/thumb_h1/253526.jpg

(引用:阿部寛&濱田龍臣、ほっこり親子の姿入手!『疾風ロンド』 | cinemacafe.net

 

あとこれはネタバレになってしまうかもしれないけど、スキー場内で喫茶店カッコウの手伝いをしてる、高野裕紀役の望月歩くんが出てきた瞬間、いつものアレな展開になるんだろうなぁと思ったらやっぱり今回も"そういう役回り"での出演だったから、いつか期待を裏切る役柄が来ると出オチにならなくて済むんだけども(笑)

 

 

最後に。張り巡らされた数々の伏線がエンディングに向かうに連れて次々と回収され、特に「笑撃のラスト」ってのはいいオチで結構お気に入りだった('ω')

 

今年は邦画が豊作だから、超絶ヒット作もいくつか誕生してるけど私的には『疾風ロンド』のような、直感的に楽しめてホロリと泣ける要素がある作品のほうが肌に合ってるとしみじみ感じたから来年以降もこのような作品に逢えるといいなぁ。

 

 

 

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