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因果は巡る。

完全燃焼したKNOTFEST JAPAN 2016[DAY2](2days)

(2019/11/3:追記・改訂しました)

2016年11月6日(日) 幕張メッセ
KNOTFEST JAPAN 2016 [DAY2]
開場 10:00 / 開演 12:00

 

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残念ながら1日目は私情により行けず。もし今日に【Issues】【Disturbed】【Deftones】あたりも出てたら私的に最高この上ないラインアップでしたが、また縁があった時にでも。

 

 

 

まえがき

会場に着いたのは開演時間の12時ちょい過ぎぐらい。

人気がグイグイ上昇してる【Butcher Babies】の物販ブースに行ったらすでに完売状態だったので、しょうがなくそのままフロアへ直行し中に入ると、出入口付近はまだ涼しかったのにステージに近い場所ほどなぜか蒸し暑い。空調システムが壊れてるのか、はたまた故意に切ってるのか、あの状態で長時間のオルスタライブを観るのは中々にツラいものがあった。

 

 

出演バンドの感想

お目当て以外は軽い感想で失礼します。

CRAZY N' SANE(12:00-12:30)

途中参加。このあと出演する【MUCC】のためにド下手側から観てました。

自然と縦ノリしたくなる重めのミクスチャーロックがこっちまで響き渡り、傍から見てて盛り上がってるフロアに感化されてジワジワとライブモードに。

 

MUCC(12:35-13:05)

【セットリスト】
1. 睡蓮
2. ENDER ENDER
3. KILLEЯ
4. 蘭鋳
5. TONIGHT

観るのは約2年振り。アウェイであることを自覚して(?)謙虚に面白可笑しく観客を沸かせるトークスキルは絶好調で、この日は「Guns N' Rosesのオープニングアクトを務めた時に貴重な体験をさせてもらいました」という話をしてた。

演奏中のステージングについては言うことなし。予想ではもっと大暴れするフェス仕様の攻めたセトリを持って来るのかと思って身構えてたけど、今回は程よい緩急のある流れのセトリで不思議な居心地だった。わりと良い始まりを迎えられたと思う。

 

Butcher Babies(13:10-13:40)

本日のお目当ての一つ。コメント動画()によれば初来日とのこと。

何かとイロモノ扱いされやすい女性ボーカルがいるメタルバンドではあるものの、そのヴィジュアルからは想像もつかない度肝を抜かれるデスヴォイスとスクリームは生ライブであっても強烈なインパクトを放ち、大勢の観客を熱狂させてました。

クラウドサーフで前に運ばれた人とハイタッチを交わしたり、巨大なサークルピットをつくらせて一緒になってライブを盛り上げていく感じも良かったし、下手側にギターのHenryやベースのJasonが来た際に拳を突き出してみると「(うんうん、それでいいよ!)」って言いたそうな笑顔を向けられたりしたのは私的に結構テンション上がった。

あまりにも楽しくてセトリは全然記憶できてないけど、MVにもなってる"Monsters Ball"()と"Mr. Slowdeath"()、"Magnolia Blvd"(このバンドと出逢った曲)は聴けたので大満足。

にしても、赤髪から金髪になったHeidiの突き抜けるスクリームがもう完全に【IN THIS MOMENT】のMaria Brinkにしか聴こえなかった(笑)衣装もカラフルな柄物のワンピースを着てたのもMariaっぽいなって(笑)

 

 

HER NAME IN BLOOD(13:50-14:20)

先のライブで思ってたよりも体力を消耗したので昼食がてら小休止。

屋内のフードコートエリアにいても音の圧力が相変わらずヤバくて、休憩してる感じがあまりしなかったのでささっと食べ終わったあとにフロアへ戻り、ちょっとだけライブを観てました。

 

ANTHRAX(14:30-15:10)

【セットリスト】
1. Caught An A Mosh
2. Got The Time
3. Fight 'Em 'Til You Can't
4. Antisocial
5. Breathing Lightning
6. Indians

生きてる間に一度は観たかった。ついに目の前にモノホンが降臨して心底感動。

とにかく演奏される曲に否応なしに乗ってるだけで十分楽しかった。欲を言えばあと2,3曲ほど追加してもうちょい長く観たかった。体感だとほんっとにあっという間で、意外とボーカルのJoeyがオチャメな方でステージ上を縦横無尽に駆け回ってみたり、時にはフロアにも降りて観客と距離を縮めようとする行動がステキでした。

 

the GazettE(15:20-15:50)

【セットリスト】
SE. NIHIL
1. DOGMA
2. RAGE
3. UGLY
4. BLEMISH
5. TOMORROW NEVER DIES
6. Filth in the beauty

私的に特別な想い入れのあるヴィジュアル系バンド。次いつ観れるかもわからないからせっかくだしできる限り前の方へ行って観ました。

 

開演前には気合いの入ったデス声混じりのメンバーコールがあちこちから聞こえ、個人的には落ち着く空間だったんですが、ヴィジュアル系特有の文化に馴染みのないメタルファンは結構ザワついてた(笑)

肝心のライブはと言うと、どこのファンとか関係なしに盛り上がってるように感じた。1曲目"DOGMA"でフロアの空気を掴んでいき、続く2曲目"RAGE"からは、これぞヴィジュアル系!っていうようなハチャメチャにヘドバンをしたり折り畳みをする異様な光景が終演まで広がってました。

ルキさんや上手ギターの麗さんに何度かアイコンタクトで煽ってもらえて最高。

 

 

 

IN FLAMES(16:00-16:40)

【セットリスト】
1. Bullet Ride
2. Where the Deadly Ships Dwell
3. The End
4. Only For The Week
5. The Truth
6. Cloud Connected
7. Paralzed
8. Deliver Us
9. Take This Life

ここも【ANTHRAX】と同様に、生きてるうちに観たかったバンド。

今となってはデスメタルの枠から飛び出して独自の音楽性を追求してますが、その枠にとらわれないスタイルが本当にカッコよくてライブもさすがの貫禄でした。音づくりも後半にいくほど素晴らしく洗礼されてきて、聴きやすいのに重さもしっかりとある感じ。Andersだけ服装がラフなアメカジってのも「固定観念にとらわれてない」ってことを暗に示してるかのように思えました。

本当に本当に観れるのを楽しみにしてたから危険覚悟でピットが自然発生しそうなステージに近い場所で観てたんだけど案の定、最後の"Take This Life"では大暴れしたい勢が一気に前へ押し寄せ、そのままもみくちゃにされたのは言うまでもなく。でも怪我するような暴れ方じゃなかったから熱だけ上がり、終演後は脱力感が半端なかった。

 

Crossfaith(16:50-17:20)

【セットリスト】
1. System X
2. Monolith
3. Rx Overdrive
4. Kill E'm All
5. Conutdown To Hell
6. XENO

開演前の音合せの時点で、これはとんでもないライブになるぞ…!!って予感は見事に的中。すでに【IN FLAMES】で心いっぱいに満たされてる状態でしたが、彼らが奏でる底なしのエネルギッシュなライブに乗せられるがまま、これ以上ないってくらいの暴れっぷりをかまして完全燃焼。例えるならまさに、このMVのTeruさんみたいなテンションになってたと思う。

ピットはもちろんのこと、会場全体を使ってのウォールオブデスもあったり、本能に訴えかける煽りは滾りましたけど、ステージ上のセットも近未来チックな光るアンプが多数設置されていて雰囲気も良く、ライティングの演出も凝ってたから暴れずに観てるだけの人でも楽しめたんじゃないかと。

 

Lamb of God(17:30-18:10)

怒涛のお目当てライブ続きでさすがに休憩。

音漏れ参加ってやつでベンチから聴いてました。

 

MAN WITH A MISSION(18:20-19:00)

ここの曲は、アニメ『七つの大罪』のオープニングテーマ"Seven Deadly Sins"()だけ知ってる。けれども今回はやらず。思いのほか、あぁそういう棘のある音も出すんだねって感じでまったりと鑑賞してました。

私的に気になったのが音づくり。キャッチーなロックとは裏腹に音の粒がだいぶ粗くて耳がキンキンしてたから改善されるように祈ってます。

 

Marilyn Manson(19:10-20:00)

【セットリスト】
1. Angel With the Scabbed Wings
2. Disposable Teens
3. Deep Six
4. mOBSCENE
5. Irresponsible Hate Anthem
6. The Dope Show
7. Sweet Dreams (Are Made of This)
8. Coma White
9. The Beautiful People

開始早々にマイクの調子が悪い(?)ようで、いかにも不機嫌そうなオーラを放ち、アンプの上に乗っかってる水入りペットボトルを片っ端からマイクでなぎ倒すほど、ブチキレたステージングだった。どこまでガチでどこまでネタなのかわからないほど、本当今にも帰ってしまいそうな危なかっしさ。

それでも中盤以降から次第に調子も戻り、一曲一曲が終わるたびに装いやマイクをころころ変え、竹馬に乗って歌ったり、松明を持って聖書を燃やしたり、メイクの上から更にメイクを施して訳のわからないことになったりと、非常にアーティスティックなライブを初めて目の当たりにできて感無量。

最初の悪い印象はどこへやら、わりとファンサービスが旺盛でコールが巻き起こった"mOBSCENE"では最前客に歩み寄って指と指を絡め合わせた握手をしたりだとか、フロアの真ん中にある花道を歩きながらポーズ決めるだけで観客を熱狂させてる姿を見ると、身体の曲線が増えてしまってもやっぱりMansonはMansonなんだなって感じる。

 

Slipknot(20:10-21:40)

メンバーのShawn Crahanは以下の事情で両日ともに不在。

この世界に蔓延っている様々な狂気を音や映像で表現してて、思わず目を逸らしたくなるような「エグい映像」も包み隠すことなく曝け出してたのはいろんな意味を込めて印象に残った。
ステージセットもド派手で、例の回転するパーカッション用ドラムの仰々しさには笑うしかなかったけど、Coreyによる「トベー!」や「サワゲー!」っていう日本語の煽りも見た目のイカツさとは正反対にかわいらしくて不覚にも萌えた。 

そんな感じでこちらの時間の都合で5,6曲だけ観て会場をあとにしました。

 

 

あとがき

これほどまでに観たいバンドばかりが集うフェスも珍しいというか、余韻に浸る間もなく次から次へとお目当てのバンドが一日で観れてしまうのは本当に贅沢だった。 

ジャンルや活動してる畑はそれぞれ違くても、一つの音楽として純粋に楽しんでる身としてはこの手の面白いフェスがもっと増えてくれたらいいなって。

 

(※2020年3月20日と21日に約4年振りにKNOTFESTが開催されるもよう)

 

 

 

 

 

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■公式サイト:KNOTFEST JAPAN 2016 -ノットフェス・ジャパン-
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