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適当に音楽とエンタメを楽しんでます。

映画『貞子 vs 伽椰子』(ネタバレあり感想)

映画(2016年)

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(公開日:2016年6月18日)

■公式サイト:http://sadakovskayako.jp/
■貞子のTwitterhttps://twitter.com/sadako3d
■伽椰子と俊雄のInstagramhttps://www.instagram.com/kayakowithtoshio/

 

 

元はエイプリルフールのネタだったこの『貞子 vs 伽椰子』が実現し、ついに公開となったので惹かれるがままに行ってきましたが…これは怖がりながらもどこか楽しめてしまう作品だと感じた。

 

全編を通して雰囲気重視の「怖い!!」と思わせる演出をジワジワ漂わせながら、見所でもある"強力な呪いのぶつかり合い"でうみ出される面白さと、霊能力者二人(経蔵と珠緒)がいいキャラクターを発揮してるおかげで結果として、あまり類を見ないジャパニーズホラー劇に仕上がっている。

またデジタル撮影によるキレイな映像になってることで状況が読みやすい。

 

原作の設定を改変した説明セリフが劇中でもされるため新規さんも置いてきぼりにさせないから、なんとなく興味はあっても怖くて今までこの作品に近寄りがたかった人でも今作をきっかけに、オリジナル版も観たくなるんじゃないかと。

 

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ホラー映画では「音」も重要な要素なので、なるべく音響が良い劇場でどうぞ。

 

 

本編とは無関係だけど昨今の邦画は何かとプロモーションに力を注いでることもあり、対決する両者のSNSを覗いてみるとそっちも中々に混沌としてて面白い(笑)

 

イメージとは真逆の「萌えキャラ」と化してる貞子。

 

一方、伽椰子と俊雄はほんわかムード。

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大勢で踊ってみてる動画もあったり、何かとネタが豊富な作品でした。

 

 

(以下、ネタバレを含む記事があるのでご注意)

 

 

 

 

 

全編を通してみると、貞子パートの活躍が多かったのは世界観の監修として、原作者の鈴木光司さんが関わっていたからかな。

どれだけおぞましい呪いなのかを伝えるべく、消滅させようと試みて失敗した一人目の除霊師とその弟子もろとも犠牲を出したあたりの緊迫感は良かった。けども、その巻き添えで貞子を執拗に追ってる森繁教授までフェードアウトしてしまったのにはワロタ。

その事を珠緒にも「この人、無駄死だね」と毒を吐かれる始末(笑)

 

伽椰子パートは序盤までは家に入ってきた者たちを俊雄とのタッグで次から次へとあちら側の世界に引きずり込んで終了。っていうわりと展開の早い流れで進んでいき、盛り上がってきた終盤あたりに初めて伽椰子の全容をラスボスのように登場させてきたのは私的に好きなシーンだった。

 

 

ちなみに気になってた対決の結末は、どっちが強い・弱いとかの次元を超えてた

 

まずは先手必勝で呪いのビデオの中に俊雄を連れ去るところから始まり、「貞子の目を見たら死んでしまう」設定は伽椰子にも通用し液状化して一旦は消滅する。

とにかく貞子の能力が強くてこのまま圧勝か!?と思いきやそのあと、何事もなかったように再び伽椰子が出現し、経蔵の計らいで呪いのVHSを投げて自慢の握力でバッキバキに壊してもらいまた戦わせるという、終わりがみえない恐怖。

 

そして物語のラストにはまさかの"融合型モンスター"となり進化してしまったのは思わずクスッと来てしまったんだけど(笑)、尋常じゃない呪いを含ませた憎しみと憎しみを互いにぶつけ合っても打ち消せないどころか、二人が協力して掛け合わせの力を手に入れてしまったのはだいぶ予想外だった。

そのせいで経蔵が前もって準備した"封印のための井戸"もてんで無力。

あまりのパワーに動けなくなった珠緒の背後には復活した俊雄がいるし、有里と鈴花も徒労に終わり、もう誰にも止められない最悪の事態になったまま本編は終了。

 

 

エンドロールが流れた最後には「極・呪いのビデオ」となってしまった映像が流れ、伽椰子の要素を取り込んだ貞子が出てきてたから、今までは猶予期間があったのに多分、あれを観てしまったら速攻であの世へ行きになる映像なんだろうなぁ。

 

加えて、気を病んで呪いのビデオをネット上に拡散させてしまった夏美のとんでもない行動により、まさに世界の終わりエンド/(^o^)\

これを救ってくれる新たな霊能力者は果たして現れるのか、現れても消滅させられるのか、続編的な何かに期待したい。

 

 

 

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