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REAP // SOW

適当に音楽とエンタメを楽しんでます。

【Plastic Tree】春ツアー2016「剥製」[川崎編](初日)

2016年3月16日(水) 川崎CLUB CITTA'
Plastic Tree 春ツアー2016「剥製」
開場 18:00 / 開演 19:00

 

 

プラことPlastic Treeのライブに行くのは今回が2回目。

初めて行ったのは、去年末あたりの2015年12月30日にTDCで開催された「Plastic Tree 2015年末公演 ゆくプラくるプラ~海月リクエストの夕べ・後編~」でした。

 

ツアータイトルにもなってるアルバム『剥製』には言い知れぬモノ(後述)を感じたので、歴とか回数とか深く考えずに行ってきました。

 

www.youtube.com

 

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まえがき

そもそも、こんなにプラに惹かれたのは『剥製』というアルバムのおかげ。

www.youtube.com

昨今、気に入ってたバンドが次から次へと終わりゆく現実と、それを少しでも前向きに捉えられたらいいなぁということを常々考えていたら、この作品と出逢い、それぞれの楽曲が己の中でクリティカルヒットしたことがきっかけ。

 

ちなみにこのバンドは高校時代からの縁だったりもする。

かれこれ20年以上もバンドを続けてくれてることって、本当にありがたい。

 

 

ツアーグッズが独特

わりとよく見かけるTシャツとかラババンもある中で、「マスクケース」と「缶ペンケース」は初めて見た(笑)

その他、各会場毎に限定グッズがあるのは参加記念になっていいかも。

 

ということで…

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とりあえず、パンフレットとご当地缶バッジを入手。

ショッピングバッグは購入特典みたいな感じで付いてきた。

 

ちなみにこの缶バッジのデザインはこのお方による物。

 

それからパンフレットは、ヴィジュアル系ならではのメイクや衣装を含めた手法によるツアータイトル「剥製」を象徴する写真集だった。

中身には文字らしい文字は一切なかったけど、意気込みだとか裏ストーリーは雑誌のインタビューなどで読んでくれってことかな。

 

 

本編開始

今夜の会場はどことなく、恵比寿にあるリキッドルームをふた回りほど大きくしたような開放感のあるライブハウスで音響面も文句なし。

 

ステージ上はサーカルのテントを彷彿とさせるカーテンらしき物がステージの枠を囲み、クレヨンで描いたような風合いが絵本の中をこれから覗くような、そんなワクワク感を開演前から与えていました。

 

 

メンバーご登場

ステージにある灯籠のような照明に明かりが灯り、登場SE"○生物"のゆったりした曲調が流れると楽器隊がまずは登場。拍手で迎え入れるのかと思いきや、早々にけたたましいメンバーコールが(笑)

 

続いてボーカルの有村さんが現れると、左首筋に模様(?)のような大きな赤いペイントを施し、自身がまだ「生物」であるってことを伝えたかったのかな?なんて。

もしかしたらツアーファイナルでは「生物」だった存在が「静物」へと変わりゆく表現が何かしらありそうな気がする。

そういえばメンバー全員、アルバム『剥製』で着ていた衣装とは異なるものを着用してました。

 

 

派手な演出はなくても盛り上がる

気になる開幕曲は名曲と名高い"フラスコ"でした。

ツアー直前に投稿された公式動画で生のドラム音をたくさん聴いてたせいか、これまで何度かライブで聴いたことがあるような親しみを感じ、イントロから無理なくすーっと音が入っていくようだった。

 

まぁ最初こそ他の海月(ファンの呼び名)さんたちも手探り状態でノリに乗ってはいたけど、2回目のサビからライブ感を出し始め中々の盛り上がりっぷり。

 

今時なヴィジュアル系にありがちな、聴き馴染みのない曲で棒立ちになるというのがプラではどうやら起こらないらしい

各々自由に手や拳を突き上げたりだとか、リズムに揺れてみたり、本当に楽しそう。もちろん、静かに演奏を聴いてる人もいて、自由度の高さに楽しくてしょうがなかった。

 

 

泣かせる曲「藍より青く

生のライブで聴くと印象がガラリと変わった"インソムニアブルース"のあとに披露された"藍より青く"でまさか、心を泣かせられるとは思ってもみなかった。

 

青空の下を寂しさが積もりながら走ってるような曲調と、詞中にある「♪涙の代わりになれるモノを 探す 探す 探す」っていうフレーズが己の今の心境を見透かされ、共に新しい道筋を探してもらってる身振り手振りが沁み入った。

「変わる 変わる 変わる」の時にやるフリの一体感は病みつきになりそう。

 

 

フリートーク

MCでは有村さん定番の「やあやあ(挨拶)」から始まり、あいにくの空模様だったことに触れ「今日は晴れ一つない『くもぞら』でしたね」って言ってたその言葉選びがすごく気に入った(笑)

 

あと今度2回目の男子限定ライブのために「もっと男を増やさなきゃな」ってことも話してて、他のメンバーをも巻き込んだプラ節全開のまったり面白トークが繰り広げられ、内容をド忘れするほど笑わせてもらいました(笑)

中でも有村さんがしきりにかましてた「愛してるぅぜえ(照)」っていう甘酸っぱい煽りが今でも忘れられない…。

 

 

総まとめ

体感では本編はあっという間に終わってしまった印象。

ラスト前の曲"剥製"を演奏してすぐ、退場SE"●静物"で何も言わずにステージ袖にさっと捌けて行くのがまたニクい演出だった。

 

まぎれもなく今日が初日なんだけど、探り探り様子を見ながらライブをするのではなくて「初日だからこそ」ガンガン攻めていく姿勢でメンバーもだいぶ絶好調でした。

 

 

 

あとがき

本編はしっとりとした雰囲気のまま終わったこともあり、アンコールはやや熱量の高い楽曲を選んで演奏してくれたことでより一層、満足度が上がりました。

 

一回目のアンコールでは久しぶりに演奏する曲に大きな歓声が。

二回目のダブルアンコールでは(アキラさん曰く「本当はセトリから外される予定だった」)怒涛の暴れ曲が続いたおかげで、そろそろツアー初日も終えようとする頃合いになって一気に会場がアガり、軽く汗をかいてしまうほどの熱気が押し寄せて最後の最後まで気を抜けなかった。

 

そうしてツアー初日を終えたあと、有村さんはこう語っていた。

その言葉通り、だいぶ生き生きしてらっしゃいました。

 

会場によってはまた聴こえ方や感じ方違うだろうし、聴き足りないって意味での物足りなさがまだ若干残ってるから、都合さえつけば別の会場にも行ってみたいな。

 (2016/7/5追記:別途記事を追加)

nabi816.hateblo.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

【セットリスト】

■本編

SE1. ◯生物
1. フラスコ
2. 曲論
3. 讃美歌
4. ハシエンダ
5. 告白
6. ライフ・イズ・ビューティフル
7. float
8. インソムニアブルース
9. 藍より青く
10. 落花
11. 涙腺回路
12. スラッシング パンプキン・デスマーチ
13. マイム
14. スロウ
15. 剥製
SE2. ●静物


■アンコール1
1. 少女狂想
2. メルト

 

■アンコール2
1. メランコリック
2. Ghost